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03.02.05

バチバチ シュー

機械の町の町長が声をあげた

ギリギリ ゴー

兵士たちよ

この町は戦わなければならない

歯車を回し続けるために

02.07.19

そのころ機械の町では

歯車が回り続けていた

ベルト式の動力で

ギリギリと月が昇り

星はバチバチと点滅した

03.10.03

恋しい君

君のためにぼくは歌う

そのくちびるが

ぼくにふれることがないのなら

ぼくはいつ

歌を止めたらいいのだろう

04.08.03

約束の時がきた

色々なことがすっかり終わったあとで

それでもまだ恋しいのなら

約束の丘へのぼり

鳥の声を聞くのだ

04.08.10

一歩一歩階段を降りてゆく

無数の落書きが静かに発光している

一歩一歩降りるごとに

闇が深くなっていく

落書きたちは導きのシグナルとなって

点滅をくり返す

04.08.09

1981年の夏のある日

246からは少し南へそれた道

小さな古めかしいビル

1階のクリーニング屋の脇に

地下へと降りる細い階段があった

04.08.16

扉がある

大きな木の扉だ

その中心には

錆びた一枚の歯車がかかっている

その歯車は

ぼくの指に触れられるのを

ずっとずっと待っていたのだ00.9.26

石鹸箱で作った鉱石ラジオ

歯車の詰め合わせ

04.08.03

約束の時がきた

色々なことがすっかり終わったあとで

それでもまだ恋しいのなら

約束の丘へのぼり

鳥の声を聞くのだ

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